2015年度:総資産2倍達成! 2015年振り返り & 2016年見通し
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
投資ブログということで、2015年の振り返りと2016年度の見通しをつらつら記載したいと思います。
さて、私が保有する株式の損益(2016年1月4日(月)時点)は次の通りです。
(売り建ての銘柄は伏せています。)
<資産推移>(記録しはじめた2015年1月4日から2016年1月4日現在までの推移)
2015年度年初資産比:+109%up (日経平均:+9.8%up)
2016年度年初資産比: ±0%変動 (日経平均: -3%down)
<2015年度 振り返り>
2015年度は年間を通して、2倍越えのパフォーマンスという結果で、個人的には満足がいくものでした。(税金400万支払い分を控除後の結果です)
ただし、トレードが上手いのではなく、リスクを取りまくった結果であると認識しています。信用維持率は恒常的に、超低空飛行を続けています。リスクを負ったことの代償で、逆回転した時は、露と消えにし我が身になるでしょう。。。
2015年の収穫: 空売りで利益が取れたこと
一昨年まで、「空売り」に苦手意識があったのですが、2015年度は「空売り」で取れたことが自分にとっての最大の収穫でした。「空売り」は、「買い」よりも圧倒的にリスクが大きく利益が少ない取引なので、「買い」で利益をあげるに越したことありません。
ただし、いつまでもアベノミクスが続くわけもなく、来たりくる下落相場に備えて、空売りの体験を積んでおきたいと思っていました。
失敗もありましたが、どういうものかがだいたいわかったので良かったです。
2015年で残念だったこと: 相場全般への感度が低下したこと
2015年を通して、一日中どこか株のことを考えている「株キ〇ガ〇」だったのですが、関心が自分の保有する株を追跡することに熱中し、企業や経済の知識としてほとんど進歩がなかったように感じています。
株式投資全般に対するスタンスとしては、「自分がベストと思う銘柄に集中投資」が良いと思っています。
しかし、株を始めた頃は、株雑誌(「オール投資」が愛読書でした)を隅から隅まで読み、気になった株は詳細に調べる執着心がありました。
情報に流されて浮薄なテーマ株を追っかけて失敗することも多々あったのですが、当時は日々知識のストックが増えていたように思います。
株を始めた頃のみずみずしい感性を取り戻し、知見を充足させ、今後の変化に対応できるように成長したいなぁ、と思います。
<2016年度 見通し>
●参院選までボックス相場、後半は下落相場
いろんなアナリストが様々な予想を立てていますが、私はこの見通しに与します。
最大のリスク要因は、中国です。
あの国で持ち上がっている問題は、顕在化しただけで何も収束していません。当局が蓋をしようとしているだけです。
今の中国のフェーズは、2007年8月のパリバ危機のフェーズだと思っています。2008年9月のリーマンショックのような事態になるのを恐れています。。。
次なるリスク要因として、消費税増税もありますが、これは未来の日本国民のために粛々と進めて欲しいと思っています。
良い材料は、参院選と原油価格下落です。
少なくとも参院選までは、安倍ちゃんは支持率向上のために経済対策を継続すると思います。彼のライフワークは、憲法改正です。憲法改正するためには各議院の総議員3分の2以上の賛成が前提となるので、参院選は絶対に落とせません。
(長期的な視点は度外視にしても、)安倍ちゃんは人気取りのための経済政策に邁進すると思います。人気取りには経済対策が有効なことを、ヒトラーさんの歴史も示しています。
また、原油価格下落も、基本的には日本経済にポジティブだと思っています。日本は外国へのエネルギー依存度が高いので、石油製品の原価低減につながります。また、経常収支も良化します。原油価格の下落トレンドは、アメリカのシェールガスの会社が何個か逝くまで続くでしょう。
原油価格下落で短期筋が跳躍したときは、つられて日本株も大きく下がるでしょうが、日本の実態経済的にはポジティブなのではないでしょうか。
<2016年度のスタンス>
・世の中の趨勢に留意しつつ、リスク・リターンを取りに行く。
・空売りを織り交ぜる。
・良く分からない企業には投資しない。(機関投資家ではなく個人投資家から利潤を獲得しよう)
バカバカしい話ですが、2016年度もリスクを取りに行こうと思っています。
私は人生の序盤のステージにおいて、経済的自由を勝ち得たいと思っています。
世の中では「やりたいことをしなさい」と言いますが、私には生きていける保証もなくやりたいままに自由にやっていく勇気はありません。
好きなように生きていく前提として、経済的自由を確保したいです。
とは言っても、普通に働いて稼いでいては老境になってしまいます。
配当や利息で(日本でなくても東南アジアでなら)生きていける程度の所得を得るまでは、信用を振り回す所存です。
でっど・おあ・あらいぶ。
信用取引を振り回した投資家たちの墓標のひとつに、自分がなってしまう恐れが十分にありますが、そうならないように、臆病かつ大胆に取り組んでいきたいと思います。
織田信長の天下布武の大業に、億越えProjectの小業をなぞらえると、こんなフェーズでしょうか。
家督相続 : 1,000万
清州城獲得: 2,000万
~~~今ココ~~~
尾張統一 : 3,000万
桶狭間 : 5,000万(億の光明が見えてくる!)
岐阜城獲得: 7,500万(生きていくための最低限の経済的自由を確保! ※独身でなら)
上洛 : 1億 (億り人)
信長包囲網: 8,500万
信玄死去 : 1億
義昭追放・越前近江攻略 :1億3,000万
長篠大勝利:1億5,000万
武田殲滅 :2億
本能寺 :考えたくない。。。
この妄想によれば、自分の今のフェーズは、柴田勝家を帰順させて、弟の信行とやりあってる段階のようです。
がんばります。
ここまで読まれた方、新年早々、くだらない駄文・妄想に付き合っていただきありがとうございましたm(_ _)m