2015年7月26日(日) 49型4Kテレビが4台買えるくらい下落。 ~これからFX比率を高めるかもしれないよ~
私が保有する株式の損益は次の通りです。
<資産推移>
年初資産比:31%up (日経平均:19%up)
先週末の金曜日は、「ジャストシステム」「竹内製作所」「フマキラー」の大きなポジションを持つ銘柄が、思惑と反対に動き、41万円の資産が溶けました。
ヤマダ電機で、49型の4Kテレビ(アウトレット品)を店頭販売しているんです。
「買おっかなー」と思っているのですが、4台買えるくらいの分を、1日で減らしちゃいました(+_+)
少し、気がかりなのがフマキラーです。
この株を空売りに出た根拠のひとつは「今年の夏の気温は平年並みかやや寒い」ということでした。
7月になってから猛暑が続いています。
この影響を、ちょっと懸念しています。
ただ、この株に関して最も大きなポイントは「デング熱騒ぎのあった去年の最高値を4割も上回っている状態」であることだと思います。
現状は、今年も特需があることを織り込んだ株価ということです。
今年も特需化する事象が発生しても現状程度。
今年、特需化する事象が発生しなかったら、今から少なくとも2割くらいは下落するということだと解釈しています。
この見通しが当たるか外れるかはわかりませんが、引き続き、注視していこうと思います。基本的には、12月まで売りポジションを継続する方針です。
(第1四半期決算の8月7日が、ひとつのターニングポイント。
昨年度最高値を付けた9月上旬時点の株価が、最終判断ポイントだと思ってます)
さて、日本株の中長期投資に重要な、日本におけるマクロ経済の見通しについてですが、私にはさっぱりわかりません( ;∀;)
①金融緩和で更に円安、株高が進むのか!?
②チャイナショック本格化、そしてアメリカ利上げの煽りを食って、2007年のような株価動向になるのか!?
変数が多すぎて、私の小さな頭では自分なりの見通しを立てることが不可能な状態になっています。
(それを考えると、2013年序盤の相場環境はほんとうにイージーモードでした。圧倒的出遅れ日本市場で金融緩和。欲しい株がいくらでもあって、買えば時折ストップ高になるという、まさに相場の稲妻が轟いていた時期でした。)
いろいろ考えたのですが、今後、日本株への比率を少し減らし、FXに振り分けるかもしれません。
ポジションとしては、「米ドル買い・資源国通貨売り」です。(ここで言うFXとは、半年~1年くらいの中期スパンです。
このように考えたのは、「米ドル利上げ、中国減速」のほうが、「1年後の日本経済」よりも不確実性が低いと思うからです。
アメリカ利上げについては、前々から取沙汰されているので、遅かれ早かれ1年以内にあるのはほぼ確実でしょう。
また、中国ついては、米キャタピラーの第2四半期決算(先週発表)で、来期も中国・ブラジルの見通しは悪い的なことを言っていたので、まぁ、そうなんでしょう。
(中国に関しては、中国政府の大本営発表よりも米キャタピラーの言うことの方が信用に値します)
FXについては、あまり得意ではなく、成功するかどうかはわからないですが、「日本株比率縮小」「FX比率拡大」も視野に入れつつ、今後の相場に臨んでいきたいと思います。
2015年7月21日(月) 旧き良き日本企業・東芝の不適切会計
私が保有する株式の損益は次の通りです。
<資産推移(生活資金込み!)>
年初資産比:33%up (日経平均:20%up)
東芝の事件は、東芝が『旧き良き日本企業』であることの証左だと思いました。
旧き良き村社会を形成する東芝村では、村人(社員)が村人であろうとする限り、村人は家族同然です。
そして、村民の幸せは村に対する帰属意識とほぼ比例します。
その村では米をマットウに育てる村人だけが賞賛されるのではありません。
村の祭礼に貢献し、村の有力者に気に入られる村人の方は、もっと賞賛されます。
違和感を感じる村人もいないではありませんが、村人の多くは文句を言いながらも、東芝村の村民であることに誇りとアイデンティティを持っています。
村人が村人であるためには、村の掟を守らなければなりません。
掟は明文化されたものではなく、「空気」という見えざるものです。
村の掟は往々にして社会常識からはかけ離れてはいますが、村人にとっては、東芝村こそが社会のすべてです。
こうして、不適切会計ができる土壌が出来上がります。
これほど大規模な不適切会計を、村人の誰もが知らないわけはありません。
東芝という村社会に帰属することに、誇りとアイデンティティを感じる村人たちが、不適切会計をつくりあげたのです。
(不本意ながら社業のために涙を飲んで不適切会計に加担せざるを得なかった村人がほとんどだと思います。
捕らぬ狸の皮算用 ~保有株式の目標株価~
【注意】以下は、現在の保有ポジションを、目標株価で決済したらどうなるか。
私の壮大なる妄想を描いたものです。
実際の結果がどうなるか。
後日検証比較し、自己の成長に繋げたいと思います。
<現物>
ジャストシステム 5,000株(@695) 時価779円 目標3,000円
3,895,000円→15,000,000円(2020年に時価から3.85倍)
中央可鍛 900株 (@446) 時価465円 目標700円
418,500円→ 600,000円 (2016年に時価から1.5倍)
竹内製作所 700株(@2,088) 時価7,900円
5,530,000円→ 5,530,000円(2015年に時価から1倍)
第一交通 1,500株(@1,017) 時価1,340円 目標1,740円
2,010,000円→ 2,600,000円(2016年に時価から1.3倍)
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11,853,000円→ 23,730,000円(2020年)
<信用買>
ジャストシステム 10,000株(@746) 時価779円 目標3,000円
+195,490円→+21,258,150円(2020年)
ユニバ園芸 1,900株(@1,956)時価1,945円 目標2,250円
-26,615円→ +550,000円(2017年)
※日本情報システム、両毛システムズは考慮せず。
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+168,875円→+21,808,150円
<信用売>
林兼産業 6,000株(@161) 時価184円 目標 220円〔損失見積〕
-138,631円→ -350,000円(2015年)
フマキラー 10,000株(@711) 時価673円 目標 450円
+372,915円→ +2,500,000円(2015年~2016年)
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+234,284円→ +2,150,000円
2020年時点の資産(税金考慮せず):47,688,150円
要は、ジャストシステムの行方次第ってことです。
ジャストシステムの株価が目標値(3,000円)に達するためには、PER15想定で、一株当たり利益が200円程度になる必要があります。(2015.3期 は 50円)
ジャストシステムは、タブレットによる通信教育事業を有しています。
そして文部科学省は、2020年までに全国の公立小中学校において、一人一台タブレットを持たせる方向で動いています。
同社の学校向け教育支援ソフト「ジャストスマイルクラス」に期待しています。
また、個人向け通信教育「スマイルゼミ」も、落日のベネッセの牙城を崩してくれるでしょう。
国策銘柄は、つよい。
今のジャストシステムは、2011年のアドバンテッジリスクマネジメントを彷彿させます。
アドバンテッジリスクマネジメントは、今年12月から施行される「ストレスチェック制度」を材料に、一時トゥエンティ・バーガーを成し遂げました。
学校におけるタブレット教育の市場規模を考えると、ジャストシステムの一株利益200円は夢物語では無いと思っています。
それ征け! ジャストシステム!!
竹内製作所の跡を継げるのは、君を措いて他は無し( `ー´)ノ!!!
2015年7月18日(土) 中国経済への見通しは暗い。
私が保有する株式の損益は次の通りです。
<資産推移(生活資金込み!)>
年初資産比:32%up (日経平均:19%up)
全体的な相場観は間違っていないとは思うものの、銘柄取引は裏目裏目です。
致命的なのが、1800株あった竹内製作所を、決算前に1,100株売ってしまったこと。
決算発表後、増配&分割で爆騰げ!
手放して無ければ、更に100万エン儲かってた。
「建設機械統計」「過去高値」「アメリカ利上げ」を睨んで、悩みに悩んで売ったのですが、このような判断基準ではしょうがないですね。。。
今でも550万円保有のモンスター銘柄なので、このまま進撃を続けて欲しいです。
流石に、ここから買い戻す勇気はありません。
チャート的にはジリ高ですが。
もうひとつ。裏目に出たのが、林兼産業の空売り。
これの判断が良かったのどうか、迷いが出てきました。
こちらはフマキラーみたいに大規模にやってないので、損失は限定的ではあります。
『TPPによる食肉輸入を睨んで買われているだが、ファンダメンタル的に、今評価されてるくらいに儲かるかというと、クエスチョン。なぜなら、この業界は競争が激しい。TPPによる受益者は最終消費者で、食肉卸なんて大して儲からない』というストーリーを立てていました。
霧島黒豚を海外輸出してるなら、心理的な影響はちょっとわからない。
株価は高いと思うけどねぇ。。。
思いっきり、踏みあげられてる。
とはいえ、景気見通しについては、一般的個人投資家より弱気です。
中国の実体経済は弱い。
中国政府が株価対策することの影響(効果と副作用)は予想つかないけど、中国向けの実需は減ってくると思います。
また、インバウンド銘柄も大して期待できなくなると思います。
傾向として私の取引判断はタイミングが早すぎるんですけど、(竹内製作所や日進工具を、早く買いすぎて早く手放しすぎた実績!)自分のスタンスを崩さずに続けていきたいと思います。
数々の機会損失はあるけど、竹内製作所の莫大な税金支払いを考えたら、運用パフォーマンス自体は悪くない。
重ね重ね、損しないようにすることを心がけていきます。
2015年6月29日(月) 1日で150万円溶けたでござる \(^_^)/!!
私が保有する株式の損益は次の通りです。
<資産推移(生活資金込み!)>
年初資産比:29%up (日経平均:16%up)
※前回ブログからの主な動き
1.フマキラー空売りを、800円近くで一部買戻し、600円台で再度売り増すというアホアホプレー。
2.リブセンス空売りを600円で買戻し、676円で再度売り開始というfine(?)プレー。
3.ギリシャ問題を横目に、竹内製作所の信用買い分(1年前購入)を手放す。
4.両毛システムを購入。
今日は、表題のとおりです。
超主力銘柄の6432竹内製作所が3.97%のマイナス、
4686ジャストシステムが4.07%のマイナス と、大きく被弾しました。
FXのバカな取引やら何やらを合わせると、
前日比150万円程度のマイナスです。
さて、今日の下げはギリシャ問題に端を発するものですが、ここから数か月のスパンでどう動くかです。
個人的な予想としては、当面軟調ではないかと。
1月から日経平均は押しなべて一本調子で騰がってきたので、売る理由を探していた大口プレイヤーが、そろそろゲームから降り始めてもおかしくないと思うのです。
日経平均18,000円くらいまでの調整は視野に入れつつ。
とてもファジーで感覚的な見込みなので、自信はありませんが、そういう見通しを元に、下落相場対応型のカスタマイズをしています。
<保有株のカスタマイズポイント>
・竹内製作所の信用買い分を手放した
・1,000万規模の空売り実施。 (フマキラー & リブセンス)
悲観的な見通しを持つなら、もう少し腰の据わったカスタマイズができればと思うのですが、これが私の実力です。
(ジャストシステムのマイテンとか、ホンマ勘弁して欲しい。。。)
この判断が正しいかどうかは、3か月後の日経平均と資産推移が回答するだろう。
2015年6月10日(水) ナ・デックス、壮絶損切り血行! 銘柄値下がり率ワースト入り!
私が保有する株式の損益は次の通りです。
<資産推移(生活資金込み!)>
年初資産比:31%up (※日経平均:16%up)
13万円の損失確定です。
昨日まで含み益10万円くらいあったのに。。。
-24%は、マーケットの値下がり率ワースト。
来期予想が結構悪かったのが嫌気されたようです。
リスク管理がまったくできちゃいない。
わかっちゃいるけど、3,000万円まではリスクを取ってでもリターンを狙いたいと思っているのです。後悔はしていない。
顔色変えずに損切りできる自分を褒めてあげたいくらい。
竹内製作所は、ほんとうは利益確定をしてもいい水準になってきてる。
もっと爆ぜる可能性はあるけど、当初の目論見は今のラインだった。
竹内製作所は、初めて買ったのが2010年という思い入れ深い銘柄。
(証券税20%になる前に、一回売って買い戻してるが)
一抹の感傷が売るのをためらわせている。この感情が良くない。
2010年。あの頃は25歳か。
あの頃からやり直したい気分になってきた!
道路を歩くには歩くことをはじめから作り直さなくてはならない、
歩くことを作り直すと他のことを作り直さなくてはならない。
ギリヤーク人に思いを馳せる。
ギリヤーク人に共感するには、僕は色々なことを知りすぎた。
世の中を知らなければ、しょうがないと思えるのかもしれない。
将軍様の国の人々は、何を思って生活しているのだろう?
政治とか体制とか、そういうことを考えるにはお腹がすきすぎている。
2015年6月8日(月) フマキラー、壮絶空売り開始!!
私が保有する株式の損益は次の通りです。
<資産推移(生活資金込み!)>
年初資産比:34%up (※日経平均:18%up)
竹内製作所が上場来最高値。
総資産が生まれて初めて1,600万円越え。
愚かにも、非常に愚かなことにも、私はイナゴどもに喧嘩を売るが如き愚行を始めたのです。
<フマキラー 現状の解釈>
・殺虫剤74、園芸用品7、家庭用品8、防疫剤5、他6
→殺虫剤が主力。気温が高いと害虫が増え、売上が伸びる。上期偏重。
・海外輸出比率40%
→海外事業は非常に好調。BOPビジネスは非常に素晴らしい。
・国内売上比率60%
→去年はデング熱特需で好調。
・過去の長期チャート
→夏本格化の少し前に高値を付ける傾向。だいたい、4~8月。
1987年3月(バブル期)に1,280円、戦後最も暑い夏1994年に753円を付けている。
売りを決意したポイントは次の通りです。
<フマキラーを売らねばならない理由>
1.根拠のない思惑で暴騰しとる!
現在、デング熱期待(?)とMERS期待(?)とセアカコケグモ期待(?)で買われているようです。
(1)デング熱 →今年、日本で流行るという根拠はどこにもない。
2015/6/8現在、国内感染者が出た去年高値より5割も高い。
(2)MERS →蚊(虫)が媒介するという根拠はどこにもない。殺虫剤の需要が伸びるというのは早計。
(MERSはインフルと同じで空気感染の可能性が高い)
対策効果がありそうな消毒液だって、売上比率のごくわずかでしかない。
(3)セアカコケグモ →既に37都道府県で発見されてて珍しい話でもない。
まぁ、根拠がなくても人々が不安感を感じて製品を買えば業績はあがるんだろうが、どうかな。去年のデング熱国内感染者が出てる状況以上に殺虫剤を売るのは難しいと思う。
2.そこまで業績は見込めない
フマキラー社の業績と一番相関関係が高そうなのは、夏の気温。暑けりゃ、虫が増えて、殺虫剤の売り上げが伸びる。非常にわかりやすい図式。
2015年気象庁の日本の気候予測では、夏の気温は平年並みか、やや寒いくらい。
となると、業績もそんなにあがらんだろう。
(新興国は良いと思うけど、今の株価に見合うほどではない)
3.短期で加熱しすぎ
2015年2月くらいにギアが入って、4か月で2倍になってる。
1994年高根にタッチしたというのは、売り始めるにはいいタイミングかも。
とはいえ、株価は「買い総量」が「売りの総量」を上回れば、いくら能書き垂れても騰がります。
後は、①平年並みの暑さの平穏な夏(MERS,デング熱が流行しない)であること
②6か月以内に、株価が業績の範囲に収斂すること
を祈るのみです。